冬こそ温泉♨
寒い冬こそ温かい温泉に入りたくなりませんか♨
そこでより効果的に温泉に入る方法をお伝えします☆
1.温泉の効能
2.入る前に知っておきたいウソ・ホント
3.効果的な入り方
1.温泉の効能
温泉が体にいい理由は、大きく2つ。
1つ目は、体をあたためる温熱作用のほか水圧・浮力・清浄作用などわたしたちの体に物理的に働く効果。
2つ目は、温泉の成分が皮膚を通して体内に吸収され、体の機能が健康になる科学的効果。
また、温泉にはこの2つだけでは説明できない特別な効果も。
「温泉に行くとなんとなく気分がリフレッシュする」と感じたことはありませんか?
この現象は広く「総合的生体調整作用」と呼ばれます。
2. 入る前に知っておきたいウソ・ホント
Q. 温泉でお肌スベスベ効果は本当?
A. ホント〇
一部の弱アルカリ性の温泉では、皮膚の表面の皮脂がナトリウムイオンやカルシウムイオンなどの成分と反応して、微量な石けん成分が作られ、お肌がスベスベになると言われています。
Q. 妊娠中の入浴はNGって本当?
A. ウソ×
2014年までは温泉法で妊婦の入浴は推奨されていませんでした。
温泉病院などで妊婦が温泉に入っても出産に悪影響が及ばなかったという研究がいくつか出され
32年ぶりに温泉法が改正。現在では妊娠中の温泉入浴も問題ないとされています。
ただ、個人差もあり、妊娠中は体調が不安定なので、温泉に入るときは産婦人科医に相談したほうがいいでしょう。
Q. 温泉療法は医療費控除できるって本当?
A. ホント〇
厚生労働大臣が認定した「温泉利用型健康増進施設」で、医師が作成した「温泉療養指示書」に従って温泉療養をすると、確定申告で往復の交通費と利用料について、所得税の医療費控除を受けることができます。
3. 効果的な入り方
温泉は、ただ浸かるよりも入り方を少し工夫するだけでより効果効能を活かすことができます☆
逆に、長時間入浴したり、準備運動をせずに入浴したりすると身体に負担をかけて疲労が溜まってしまうこともあります💦
①入浴前に、必ず水分補給をする
入浴中は気づきにくいですが、温泉に入って身体が温まるとたくさん汗をかきます。
発汗により水分が失われると、血液の粘度が高くなります。
そのため、血液をサラサラな状態にするには、温泉に入って失われる水分を事前に補給しておくことが大切です。
入浴前は、コップ1杯の水を飲んでおきましょう☕
②「かけ湯」をしてから温泉に入る
温泉では、すぐに湯船に入るのはNGです。
家のお風呂とは違って、温泉には泉質によってさまざまな成分が含まれています。
そのため、急に湯船に浸かってしまうと、身体がびっくりしてしまいます。
また、身体の汚れを落とさないまま湯船に入るのは、衛生的にも良くありません。
足先から順番に「かけ湯」をしてお湯の温度や泉質を身体に慣らし、汚れを落としてから入浴するのがマナーです!
③初めから肩まで浸からず、「半身浴」をして体をお湯に慣らす
かけ湯をしたあとも、すぐに身体が温泉に慣れるわけではありません。
初めから肩までどっぷり浸かるのではなく、みぞおちあたりまで浸かり「半身浴」をしながら
少しずつ身体を慣らしていきましょう。
④再び温泉に入るときは、水で濡らしたタオルを頭に乗せる
温泉でよく頭の上に折りたたんだタオルを乗せている人がいますよね。
実は、タオルを乗せているのは、温泉に入ってのぼせるのを防ぐためにとても効果的なのです!
のぼせやすい内湯はもちろん、夏に温泉に入るときは、冷水で濡らした冷たいタオルを頭の上に乗せましょう。
ただし、冬の露天風呂の場合は、お湯で温めたタオルを頭に乗せます。
⑤一度に長時間入らず、「分割湯」をする
温泉に入るときは、長風呂になりすぎないよう注意が必要です。
せっかく来たのだからと、つい長風呂をしてしまいがちですが、
身体にいい効果効能がある温泉でも、長時間浸かりすぎると身体に負担がかかります。
「分割湯」をして、休憩しながら湯船に浸かりましょう!
⑥湯船を出るときは、温泉で「あがり湯」をする
あがり湯をする際、シャワーを使って身体を洗い流す人もいますが、温泉の効果効能を高めるのなら
シャワーはあまりオススメできません。シャワーを浴びると、肌に付いた温泉成分の膜が流れてしまいます。
肌への刺激が強い「酸性泉」などの泉質の温泉はシャワーであがり湯をした方が良いですが、
基本的には温泉であがり湯をしたほうが温泉の効果効能がUPします!
⑦入浴後も水分をしっかり摂る
入浴前と同じように、温泉からでた後もしっかり水分補給を行いましょう☕
温泉は、泉質ごとの特徴や効果効能をよく知っておくと、より入浴による効果が高まります⤴⤴
温泉地や場所で決めるのも良いですが、泉質もチェックして自分に合う温泉を見つけてみてはいかがでしょうか💙