シミ・シワの原因
シミ・シワの原因について🔎
シワができる仕組み
しわとは、皮膚の表面にできる細い溝のこと。
加齢とともに肌が老化し、徐々にこの溝が深く目立つようになります。
年齢と共に起こる水分不足や、弾力不足から皮膚が元に戻らなくなってしわができてしまいます。
しわは大きく分けると、「表皮性」と「真皮性」の2種類があります。
「表皮性」とは、ターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)の低下や水分不足によってできる浅いしわ。
「真皮性」とは、皮膚の奥でハリを保つ働きをするコラーゲンや酸性ムコ多糖類の減少によってできる深いしわ。
シワの種類
・表情じわ
表情筋が動くときにできるしわのこと。
笑った時や眉をしかめるなどでできる眉間のシワなど、表情でシワができても若いころはすぐに元に戻るが、
年齢とともに戻りづらくなります。目尻・眉間・額・口元など動きやすい部位にできやすいのが特徴。
・ちりめんじわ
肌の表面にできる浅くて細かい「表皮性」のしわ。目頭・目の下・目尻など目元にできやすいしわが特徴。
加齢によるターンオーバーや保水力の低下、肌の乾燥や、紫外線によるダメージが主な原因。
・たるみじわ
肌のたるみによって生じるしわ。
年齢とともに、コラーゲンやエラスチン線維など肌の土台にとなる成分が失われてしまい、皮膚が垂れ下がることでしわが目立つようになる。
目尻・目の下・眉間・額・口元などにできます。
・真皮性しわ
真皮にまで深く刻まれたしわで、V字型に陥没した皮膚の溝。
加齢から目尻や額などにでき、肌の弾力の低下や乾燥、紫外線によるダメージが主な原因。
いわゆる小じわのこと。
・ほうれい線
真皮のコラーゲン線維やエラスチンが減少し真皮が薄くなって、脂肪などの皮下組織の重みを支えられなくなり頬の皮膚がたるむことでできる。
シミのメカニズム
肌の上にできる色素の変化のことをシミと呼び、色も大きさも種類により異なります。
主な原因は紫外線ですが、表皮の一番下にあるメラノサイトが紫外線に当たると肌を守るためにメラニン色素を作り出します。
通常は、約28日間のターンオーバーを経て、メラニン色素もはがれ落ちていきますが、加齢・紫外線・肌への刺激・ストレスなどによりターンオーバーが乱れると、メラニンが剥がれ落ちずに色素沈着しシミとなってしまいます。
シミの種類
・老人性色素斑
シミの多くはこの老人性色素斑。
加齢とともに現れてきて、紫外線を浴びやすい手・腕・顔などに多く見られる。濃い褐色で境目がはっきりしている。
・そばかす、雀卵斑(じゃくらんはん)
鼻を中心とした顔の左右対称に数多く見られる、数ミリ以下の小さな斑点が集まったシミをそばかすという。
・肝斑
頬骨のあたりや額、口の周りなどに、左右対称のモヤッとした淡い褐色のシミが広い範囲で現れるのが特徴。
・炎症性色素沈着
ニキビ跡や化粧品によるかぶれ、やけど、湿疹、アトピー性皮膚炎など、炎症を起こしたあとに皮膚に残るシミ。
・脂漏性角化症
高齢者に多く見られるもので、加齢を原因として発生すると言われている。
角質細胞の増殖によりやや膨らんでいるのが特徴。
シミへのアプローチにおすすめの美容成分
ビタミンC
レチノール
トラネキサム酸
Lシステイン
コウジ酸
ハイドロキノン
アルブチン
フラーレン
いずれもメラニンの活性を抑える効果が期待できるので普段のスキンケアにプラスして使用すると◎
シミ・シワどちらも紫外線によるダメージが主な原因。
紫外線の影響は、夏や炎天下の屋外だけではありません!
春・秋・冬やくもりの日、屋内での窓辺は紫外線の影響を受けるので、1年中紫外線対策をしておくことが重要です!!
梅雨が明けると夏本番がやってきます🌞
しっかりと紫外線対策をして、将来のシミ・シワにならないようにケアしていきましょう💛💛